近年、CCTVカメラは私たちの生活においてますます重要な役割を担っています。家庭やビジネス、公共スペースのセキュリティを向上させるために欠かせない存在となり、安全性やプライバシーの保護に大きく貢献しています。加えて、技術の進歩に伴い、CCTVカメラはAIカメラ化へと進化しています。顔認証技術や動体検出、異常行動検出など、従来のカメラでは実現できなかった高度な機能が実装されており、効率的な監視やデータ分析が可能となっています。これにより、セキュリティ面での強化が期待できるだけでなく、プライバシーの保護も向上しています。
また、CCTVカメラはスマートシティの発展にも大きく貢献しています。交通管理や駐車監視、環境モニタリング、防犯対策など、都市の運営や管理において重要な情報を提供することで、都市全体の効率性や持続可能性を高めています。
目次
CCTVカメラとは?何の略?どう読むの?
CCTVは、Closed-Circuit Televisionの略です。CCTVの読み方は、「シーシービーティー」というように、英語のまま日本語に訳すことができます。防犯カメラと監視カメラの正式名称としてClosed-Circuit Television Camera(CCTVカメラ)と呼ばれています。
カメラから映像を収集し、その映像を監視室や最近ではスマートフォンなど、別の場所で確認できるように、映像を配信することで、監視を行うためのシステムを指します。CCTVカメラは商業施設や住宅、公共施設などでよく使われています。
CCTV設備とは
CCTV設備とは、道路や河川などのインフラ状況を監視するために設置されたカメラのことを指します。この設備は、国土交通省などの機関がリアルタイムで監視することができ、また、映像を蓄積することで過去の状況を確認することも可能です。これにより、事故や予測が困難な状況の発生に備えた対応を行うことができるとともに、事後の調査・解析にも役立ちます。
CCTVカメラは何を監視しているのか?
監視カメラは、さまざまな場所で様々なものを監視しています。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
1.安全・セキュリティー
銀行、ショッピングモール、公共交通機関、駐車場などの公共施設や私有地に設置されたカメラは、犯罪や不法行為を防止するために使用されます。
2.交通
道路や交差点などの交通量を監視するために、カメラが設置されることがあります。これは、交通渋滞や事故の早期検知や調査に役立ちます。
3.ビジネス
企業や店舗では、従業員や顧客の行動を監視することで、セキュリティーを強化したり、盗難防止に役立てたりすることがあります。
4.公共空間
公園や広場、ビーチなど、人が集まる公共スペースでは、人の動きを監視することで、安全や秩序を維持することができます。
5.工場や製造現場
生産ラインや機械の状態を監視することで、生産性を向上させたり、安全性を確保することができます。
以上のように、監視カメラは、安全性やセキュリティー、ビジネスの効率化、交通管理など、様々な目的に使用されます。
CCTVカメラの6種類
CCTVカメラには6種類システムがあります。
- ドーム型カメラ
- バレット型カメラ
- PTZカメラ
- 隠しカメラ
- IPカメラ
- ワイヤレスカメラ
下記はそれぞれの特徴とユースケースの比較表です。
カメラタイプ | 特徴 | ユースケース |
---|---|---|
ドーム型 カメラ |
丸いドーム形状、目立たないデザイン、360°監視 | 商業施設、公共施設、オフィスビル |
バレット型 カメラ |
長方形の形状、明確な画角、屋内・屋外使用 | 家庭、小売店、倉庫、駐車場 |
PTZカメラ | パン・チルト・ズーム機能、リモート操作、広範囲監視 | 警察・治安施設、大規模イベント、交通監視 |
隠しカメラ | 小型、目立たないデザイン、秘密監視 | 家庭、オフィス、小売店、犯罪捜査 |
IPカメラ | ネットワーク接続、リモートアクセス、高解像度 | 住宅、企業、学校、病院 |
ワイヤレス カメラ |
無線接続、簡単な設置、移動が容易 | 住宅、オフィス、イベント、一時的な監視 |
それでは一緒に見ていきましょう!
ドーム型カメラ
ドーム型カメラは、半球型のドームカバーが特徴的なCCTVカメラです。ドームカバーによりカメラの方向がわかりにくくなるため、犯罪抑止効果が高いとされています。また、ドーム型カメラはデザインがスタイリッシュで目立ちにくく、屋内外のさまざまな場所に設置することができます。ただし、ドーム型カメラはカバーが汚れやすく、清掃が必要になることがあります。
バレット型カメラ
バレット型カメラ バレット型カメラは、筒状の形状が特徴的なCCTVカメラで、長距離の監視に向いています。バレット型カメラには、屋外での使用に適した防水・防塵機能や、暗所での撮影が可能な赤外線LEDが搭載されていることが多いです。また、犯罪抑止効果が高く、設置が比較的簡単であるため、広く利用されています。ただし、バレット型カメラはデザインが目立つため、インテリアに配慮したい場合は不向きです。
PTZカメラ
PTZカメラ PTZカメラは、パン(左右回転)、チルト(上下回転)、ズーム(拡大縮小)機能を備えたCCTVカメラです。リモートコントロールやAI技術により、広範囲を監視することができます。また、ズーム機能により、遠くの被写体を詳細に捉えることができます。ただし、PTZカメラはコストが高く、設置やメンテナンスが煩雑になることがあります。大規模な施設や監視が重要な場所に適しています。
隠しカメラ
隠しカメラは、一般的な物品に搭載されていたり、その存在がわかりにくいように設計されたCCTVカメラです。隠しカメラは、犯罪抑止効果を狙うのではなく、犯罪や不審行為が起こった際に証拠を捉えることを目的としています。例えば、盗難対策や内部不正の監視に利用されることがあります。ただし、隠しカメラの設置には法的制限やプライバシーの問題が関与するため、注意が必要です。
IPカメラ
IPカメラは、インターネットプロトコル(IP)を利用して映像や音声をネットワーク経由で送受信するCCTVカメラです。IPカメラは、遠隔地からリアルタイムで映像を閲覧したり、録画データをクラウドストレージに保存することができます。また、IPカメラは高解像度の映像が得られるため、詳細な監視が可能です。ただし、ネットワークに接続することが前提であるため、インターネット環境が整っていない場所では利用が難しいことがあります。
ワイヤレスカメラ
ワイヤレスカメラは、映像や音声を無線で送受信するCCTVカメラです。ワイヤレスカメラは、配線の手間が省けるため、設置が簡単であり、移動や変更が容易です。また、見た目がスッキリするため、インテリアにも配慮した設置が可能です。しかし、ワイヤレスカメラは電池式の場合、定期的な電池交換が必要になります。また、無線通信が不安定な場合、映像が途切れることがあります。通信環境や電源供給を確認した上で選ぶことが重要です。
カメラで撮影した映像を受信するシステムにも複数の種類があります。
CCTVシステムの6種類
CCTVのシステムには6種類システムがあります。
- ローカル記録型CCTVシステム
- クラウド記録型CCTVシステム
- ワンケーブル型CCTVシステム
- ネットワークカメラ型CCTVシステム
- モーションセンサー型CCTVシステム
- AIを活用したCCTVシステム
それでは詳しく見ていきましょう!
1、ローカル記録型CCTVシステム
ローカル記録型CCTVシステムとは、カメラで撮影された映像をローカルのハードドライブやSDカードに記録するタイプのCCTVシステムのことを指します。このようなCCTVシステムは、カメラが撮影した映像を監視するだけでなく、事後に映像を閲覧することができるため、セキュリティ監視だけでなく、事故やトラブルの解決などにも活用することができます。別名で、レコーダー録画型カメラとも呼ばれています。
2、クラウド記録型CCTVシステム
カメラで撮影された映像をインターネット上のサーバーに保存するタイプのCCTVシステムのことを指します。このようなCCTVシステムは、カメラが撮影した映像を監視するだけでなく、インターネットを介してリモートから閲覧することができるため、距離を超えても監視ができるという利点があります。
3、ワンケーブル型CCTVシステム
カメラからレコーダーまでを、一本の特殊なケーブルで接続するタイプのCCTVシステムのことを指します。このようなCCTVシステムは、通常のCCTVシステムよりも導入が簡単で、配線がスッキリするため、簡単なセットアップで構築することができます。
4、ネットワークカメラ型CCTVシステム
ネットワークカメラ型CCTVシステムとは、カメラがインターネットに接続されているタイプのCCTVシステムのことを指します。このようなCCTVシステムは、カメラが撮影した映像をインターネットを介してリモートから閲覧することができるため、距離を超えても監視ができるという利点があります。
5、モーションセンサー型CCTVシステム
カメラにモーションセンサーが内蔵されているタイプのCCTVシステムのことを指します。このようなCCTVシステムは、モーションセンサーが検知する動きに応じてカメラが自動的に映像を撮影するため、省エネ性やセキュリティの観点から有効です。
6、AIを活用したCCTVシステム
AIカメラは、人工知能(AI)技術を活用したCCTVカメラで、従来のカメラに比べて高度な機能を持っています。AIカメラは、映像から情報を抽出し、解析することで、効率的な監視や予測が可能になります。以下では、AIカメラの主要な特徴について説明します。
- 顔認証技術
AIカメラは、顔認証技術を利用して、特定の人物を特定したり、不審者を識別したりすることができます。これにより、ビルや施設の入退室管理や、犯罪者の特定などに役立ちます。また、顔認証技術を活用することで、従来のカードやパスワードによる認証よりも高いセキュリティが実現できます。 - 動体検出と追跡
AIカメラは、映像中の動く物体を検出し、自動的に追跡する機能を持っています。これにより、人や車などの動きをリアルタイムで監視し、異常があればすぐに対処することができます。また、動体検出と追跡機能は、無駄な録画データを減らすことができるため、ストレージ容量の節約にも繋がります。 - 異常行動検出
AIカメラは、人の行動パターンを解析し、異常行動を検出することができます。例えば、徘徊や侵入、落書きなどの不審行為を検出し、警報を発することができます。これにより、犯罪や事故の未然防止に役立ちます。 - データ分析と予測
AIカメラは、蓄積された映像データを解析し、様々な情報を抽出することができます。例えば、人の流れや車の通行量、来店客の年齢や性別などを分析し、ビジネス戦略や都市計画に活用できます。また、AI技術を用いて、将来のトレンドや事故リスクを予測することも可能になります。これにより、効率的な資源配分やリスク管理が実現
AI監視カメラについて詳しく解説した記事は下記よりご確認いただけます。
保存期間は仕様によって違う
防犯カメラは、記録される期間は、様々です。防犯カメラの記録期間は、カメラのタイプや記録方法によって異なります。
-
ローカル記録型
ローカル記録型の防犯カメラは、内蔵されたHDDやSDカードなどに、映像を記録するタイプです。この場合、記録期間は、HDDやSDカードの容量によって異なります。一般的に、1TBのHDDであれば、約1週間分の映像を記録することができます。 -
クラウド記録型
クラウド記録型の防犯カメラは、インターネットを介して、映像をクラウドサーバーに記録するタイプです。この場合、記録期間は、クラウドサーバーの容量やサービスプランによって異なります。一般的に、有料のクラウドサービスであれば、数カ月分の映像を記録することができます。
また、防犯カメラは、記録される映像の保存期間も異なります。一般的に、クラウド記録型の防犯カメラであれば、記録された映像は、一定期間保存されます。一方、ローカル記録型の防犯カメラであれば、記録された映像は、HDDやSDカードが満杯になると、古い映像が上書きされることがあります。
防犯カメラの記録期間や保存期間は、カメラを購入する際には、必ず確認することが重要です。
解像度と画質
CCTVカメラの画質は、解像度によって大きく左右されます。解像度とは、カメラが捉えることができる映像の細かさや鮮明さを示す指標で、画素数で表現されます。画素数が多いほど、より高精細な映像が得られます。以下では、解像度の違いや種類について説明します。
画素数の違い
画素数は、カメラが捉える映像の水平方向と垂直方向の画素の総数で表されます。例えば、1280x720の解像度は、水平方向に1280画素、垂直方向に720画素が配置されていることを示しています。画素数が多いほど、映像の細部まで鮮明に捉えることができますが、同時にデータ量も増加するため、ストレージや帯域幅の要件も考慮する必要があります。
HD、フルHD、4Kとは
解像度には、いくつかの主要な種類があります。HD(ハイディフィニション)は、1280x720ピクセルの解像度で、一般的な映像品質を提供します。フルHD(フルハイディフィニション)は、1920x1080ピクセルの解像度で、より高精細な映像が得られます。4K(ウルトラハイディフィニション)は、3840x2160ピクセルの解像度で、非常に高い映像品質を実現しています。
どの解像度が適切か
適切な解像度を選ぶ際には、監視対象の範囲や目的、予算などを考慮する必要があります。例えば、広い範囲を監視する場合や、顔認証やナンバープレートの読み取りが必要な場合は、フルHDや4Kが適しています。一方で、狭い範囲の監視や、低コストが求められる場合は、HDで十分な場合があります。最適な解像度を選ぶことで、効果的な監視が実現できます。
設置場所の選定
CCTVカメラの設置場所は、監視の効果や目的に大きく影響します。適切な場所にカメラを設置することで、効率的な監視が可能になります。以下では、設置場所の選定に関するポイントを説明します。
屋内/屋外の設置
まず、カメラを屋内に設置するか、屋外に設置するかを決める必要があります。屋外での設置を検討する場合は、耐候性や防水性のあるカメラを選ぶことが重要です。また、屋内での設置の際には、照明条件やカメラの設置角度を考慮することが求められます。
監視範囲の考慮
監視対象となる範囲を明確にしておくことで、適切なカメラの設置位置や角度が決定できます。また、広い範囲を監視する場合は、PTZカメラや高解像度のカメラを利用することで、効果的な監視が可能になります。
隠された場所や目立つ場所の選択
カメラを隠すか、目立つ場所に設置するかは、監視の目的や効果によって異なります。例えば、犯罪抑止効果を狙う場合は、目立つ場所にカメラを設置することが効果的です。一方で、犯罪者や不審者を特定する目的であれば、隠しカメラを設置することも検討できます。また、プライバシーや法的制限も考慮して、適切な場所を選ぶことが重要です。
設置方法と注意点
CCTVカメラの設置方法は、監視の効果や安全性に大きく影響します。適切な設置方法を選ぶことで、効率的な監視が可能になります。以下では、設置方法と注意点について説明します。
適切な高さと角度
カメラを設置する際には、適切な高さと角度が重要です。高さが低すぎると、カメラが破壊されるリスクが高まりますが、高すぎると映像の詳細が失われることがあります。また、監視範囲や映像の見やすさを確保するために、適切な角度でカメラを設置することが求められます。
電源と配線の確保
CCTVカメラの設置には、電源と配線が必要です。電源を確保するために、カメラの近くに電源コンセントがあるかを確認し、必要に応じて延長コードを用意します。また、配線を隠すことで、見た目の美しさや犯罪者によるカメラの破壊を防ぐことができます。ワイヤレスカメラを利用する場合は、電源と配線の確保が容易になりますが、通信環境やバッテリー寿命を考慮する必要があります。
法的制限とプライバシー
カメラの設置には、法的制限やプライバシーの問題が関係します。例えば、他人のプライバシーを侵害しないよう、カメラの向きや設置場所を慎重に選ぶことが求められます。また、カメラの設置が法的に認められる場所かどうかを確認し、必要に応じて許可を取得することが重要です。適切な設置方法を選ぶことで、効果的な監視が実現でき、法的トラブルを避けることができます。
セキュリティシステムとの連携
CCTVカメラは、セキュリティシステム全体の一部として機能することで、より効果的な監視が可能になります。以下では、CCTVカメラとセキュリティシステムの連携について説明します。
録画システム(DVR/NVR)
CCTVカメラからの映像を保存・管理するために、デジタルビデオレコーダ(DVR)やネットワークビデオレコーダ(NVR)といった録画システムが必要です。これらのシステムは、映像データを保存し、後で閲覧・分析することができます。また、DVRとNVRの違いは、DVRがアナログカメラの映像をデジタル化して保存するのに対し、NVRはIPカメラから送られるデジタル映像を保存する点です。
アラームと通知機能
監視映像に異常が検出された場合、アラームや通知機能を利用してリアルタイムで対応することができます。例えば、動体検出や異常行動検出機能を持つAIカメラは、犯罪や事故の予兆を検出し、警報を鳴らすことができます。また、スマートフォンやPCへの通知機能を利用することで、遠隔地からでも監視状況を把握し、迅速な対応が可能になります。
スマートフォンやPCとの連携
CCTVカメラとスマートフォンやPCを連携させることで、リモート監視が可能になります。専用アプリやソフトウェアを利用して、遠隔地からでも映像の閲覧やカメラの操作ができます。また、クラウドストレージサービスを利用することで、映像データを安全に保存・共有することができます。このような連携により、より効率的な監視が実現でき、セキュリティ対策を強化することができます。
スマートシティとCCTVカメラ
スマートシティは、ICT(情報通信技術)を活用して都市の機能を最適化し、持続可能で住みやすい環境を実現することを目指しています。CCTVカメラは、スマートシティの構築において重要な役割を担っており、以下のような分野で活用されています。
スマートシティにおいてCCTVカメラは、単独で機能するのではなく、他のシステムやデバイスと連携して最大限の効果を発揮します。そのため、将来の都市計画やインフラ整備において、CCTVカメラを含む様々な技術が総合的に評価され、最適なソリューションが提案されることが重要です。
メンテナンスとアップデート
CCTVカメラ、特にAIカメラを長期間安定して使用するためには、適切なメンテナンスとアップデートが重要です。以下では、メンテナンスとアップデートに関するポイントを説明します。
カメラの清掃
カメラ本体やレンズに埃や汚れが付着すると、画質が低下することがあります。定期的にカメラの清掃を行い、最適な画質を維持することが重要です。屋外設置のカメラの場合、特に雨風や汚れによる影響を受けやすいため、定期的な点検と清掃が必要です。
ファームウェアのアップデート
AIカメラやIPカメラの性能を最大限に活用するためには、ファームウェアのアップデートが欠かせません。ファームウェアのアップデートにより、カメラの機能が向上したり、セキュリティ対策が強化されることがあります。メーカーから提供されるアップデート情報に注意を払い、適切なタイミングでアップデートを行いましょう。
保守契約とアフターサービス
カメラの故障やトラブルに迅速に対応するために、保守契約やアフターサービスを利用することを検討しましょう。メーカーや販売店との保守契約により、定期的な点検や修理、アップデートのサポートが受けられます。また、アフターサービスを利用することで、トラブルが発生した際の対応が迅速に行われ、安心してカメラを使用することができます。
最新のCCTVカメラのAIカメラ化の事例
画像認識型交通量観測装置(AIトラカン)
CCTVカメラの映像を受信し、AIアルゴリズムで交通量をカウントし監視します。国土交通省の標準機器仕様書に準拠した画像認識型交通量観測装置(AIトラカン)建電協仕様のマルチキャストストリーム受信に対応。
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道路事象検知装置
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SCORER Traffic Counter Edge
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導⼊実績のある国⼟交通省仕様の「画像認識型交通量観測装置」と同様のAIモデルを搭載したエッジ端末を活用することで、監視業務を省人化できます。また、SDKキットを活用することで、AIシステムを拡張するコストを大幅に削減。複数の学習済みのAIアルゴリズムと組み合わせて様々なシーンの監視に活用できます。例えばSCORER Traffic Counter edgeとRE:IDを組み合わせる事ができ、複数のカメラをまたいだ、特定者検知をおこなうことも可能です。
施設内すべてのカメラを解析すれば、施設内全域の監視もAIカメラで可能になります。
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まとめ
本記事では、CCTVカメラについて詳しく解説しました。最適なCCTVカメラの選び方には、用途や設置場所、解像度などの要素を検討することが重要です。また、設置方法とメンテナンスに注意を払うことで、カメラの性能を最大限に発揮し、長期間安定した監視を実現できます。
近年のAIカメラ化の進化により、顔認証技術や動体検出、異常行動検出、データ分析などの高度な機能が実現されています。これらの機能は、セキュリティ強化や効率的な監視を可能にし、さらなる利便性と安全性の向上に寄与しています。
さらに、スマートシティとの関連性も強調されており、CCTVカメラは交通管理、駐車監視、環境モニタリング、防犯対策、災害対応などで活用され、都市の効率化と安全性向上に大きく貢献しています。
最後に、適切なCCTVカメラの選定、設置、メンテナンスが重要であることを理解し、今後のAIカメラ化の進化やスマートシティへの貢献を考慮して、より効果的なカメラシステムの導入と活用を行いましょう。
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