映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を運営する株式会社フューチャースタンダード(本社:東京都文京区、代表取締役:鳥海哲史 以下、フューチャースタンダード)は、2018年12月より提供している映像解析AIを活用した通行量・交通量計測ツール「SCORER Traffic Counter」のSaaS型サービスの提供を12月1日より開始しました。
■ 背景
昨年、国土交通省にて「ICTを活用した新道路交通調査体系検討会」が設立され、従来5年に1回実施されてきた「道路交通センサス」を主体とした調査から、ICTを活用し常時観測を基本とした「新たな道路交通調査体系」の構築を目指し、課題の抽出やデータ活用について検討されてきました。そして今年8月には、「令和2年度 交通量調査の方針案」として、「CCTVのAI導入により常時観測エリアを拡大するとともに、可搬式トラカンやビデオ観測等の機械観測を推進することで従来の人手観測を廃止し、効果的な調査実施を図る」と発表され、AIを活用した交通量調査に置き換えられることが決定しました。
出典:ICTを活用した交通量・旅行速度調査の方向性
- SCORER Traffic Counter とは
「SCORER Traffic Counter」 は、映像解析AIクラウド「SCORER Cloud」へアップロードした映像を画面操作するだけで、車両や歩行者などの通行量や交通量を簡単に計測することができる画期的なサービスです。
SCORER Traffic Counter操作マニュアル動画
https://www.youtube.com/watch?time_continue=130&v=_P9MZw_TnEQ&feature=emb_title
車両・歩行者の検出やトラッキングは、ディープラーニングによる画像認識領域で高い技術力を持つ、香港 SenseTime(センスタイム)社のアルゴリズム「SenseVideo」を利用し、長野市における交通量調査の実証実験においては98%の高い計測精度を実現しています。
■ サービス概要
【料金】1,650円/動画1時間あたり(税込)
初期費用は不要で、解析を行った時間分だけ料金が発生します。
サービスの詳細・お申し込みはこちらから
■ 株式会社フューチャースタンダードについて
URL:https://futurestandard.co.jp/
株式会社フューチャースタンダードは「世界中の技術を世界中の人々が使えるようにする」というビジョンのもと、映像解析AI分野に特化したプラットフォームである「SCORER(スコアラー)」を開発・運営している会社です。「SCORER」は、カメラや映像に関する最新技術をブロックのように組み合わせることで、映像解析AIを活用したシステム開発を「安く・早く・簡単に」します。
代表取締役社長:鳥海 哲史
所在地:〒113-0034 東京都文京区湯島1丁目6-3 湯島一丁目ビル 2階
設立:2014年3月
事業内容:映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」の開発と運営
SCORERを利用したシステム開発